あす3県に「まん延防止」適用 沖縄の観光地は閑散

新型コロナの感染の急拡大を受けて9日から沖縄県などにまん延防止等重点措置が適用され、沖縄県では飲食店の営業時間の短縮などが要請されます。こうしたなか、那覇市の中心部では生活への影響を心配する声が聞かれました。

まん延防止等重点措置は9日から今月末まで、沖縄、広島、山口の3県に適用され、沖縄県内では飲食店への営業時間の短縮や混雑した場所への外出自粛などが要請されます。

これを前にふだんは観光客も多く訪れる那覇市の国際通りは、8日の午前中、人の姿はまばらで閑散としていました。

那覇市の60代の女性は「周囲にコロナの影響で仕事がなくなり苦しんでいる人がいるので、重点措置がまた始まると思ったら心苦しいです」と話していました。

那覇市の40代の男性は「急に増えて怖いです。沖縄は観光客に支えられていてそれで生活している人もたくさんいるので状況を見ながらどうにかやっていくしかないです」と話していました。

国際通りのカフェで働く40代の男性は「営業時間が短くなると仕事が少なくなりそれだけ給料が減るので困ります。お客さんには来てほしいですが、この状況で来てくださいとも言いにくいので難しいです」と話していました。