サッカー日本代表 強化試合は中止に W杯最終予選2試合は実施へ

1月下旬に行われるサッカーワールドカップカタール大会のアジア最終予選に先立って、日本代表が21日にさいたま市で予定していたウズベキスタンとの強化試合が新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

日本代表は1月下旬から再開するワールドカップカタール大会のアジア最終予選に向けて、21日にさいたま市の埼玉スタジアムでウズベキスタンと強化試合を行う予定でした。

しかし、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大している影響で、政府からウズベキスタン代表の入国が認められなかったため、日本サッカー協会はこの試合を中止すると発表しました。

一方、日本代表はワールドカップの出場権をかけたアジア最終予選で1月27日に中国と、来月1日にはサウジアラビアといずれも同じ埼玉スタジアムで対戦することになっていますが、この2試合は予定どおり実施するとしています。

日本サッカー協会の須原清貴専務理事によりますと、この2試合については政府から「公益性や緊急性が高くこのタイミングでの選手の入国が必要だ」という判断を伝えられたということです。

須原専務理事は「一層厳格な防疫措置を徹底することで、ウイルスの感染防止に対して責任をしっかりと果たしたい」と話しています。