沖縄 医療従事者が感染 厚労省 DMATの医師派遣決めるなど支援

新型コロナウイルスの急激な感染拡大に伴って、沖縄県では医師や看護師に感染者などが出て人手が足りなくなっていることから、厚生労働省は、災害派遣医療チーム「DMAT」の医師の派遣を決めるなど支援の動きを始めています。

沖縄県では、新型コロナに感染したり濃厚接触者となったりして働くことができない医療従事者が相次いでいて、一部の医療機関では診療にも影響が出始めています。

厚生労働省は県からの要請を受け、災害派遣医療チーム「DMAT」の事務局に所属する医師など2人を派遣し、患者の受け入れ態勢の見直しやほかの医療機関との連絡調整などの支援にあたることになりました。

2人は8日に現地入りし、9日から活動を始める予定だということです。

また、厚生労働省が所管する全国の公的病院に対し沖縄県に派遣する看護師についても協力を募っていて、調整がつきしだい、できるだけ早く派遣を開始したいとしています。