千葉県 オミクロン株 20人の感染確認 全員が市中感染か

千葉県は7日、新たに20人がオミクロン株に感染していることが確認されたと発表しました。全員が市中感染とみられ、家庭内や職場内で感染が広がっているケースが相次いでいます。

千葉県は7日、10歳未満から80代までの男女合わせて20人が、新たにオミクロン株に感染していることを確認したと発表しました。

全員、軽症か無症状だということですが、いずれも海外滞在歴はなく市中感染とみられています。

千葉県内で一日に確認されたオミクロン株の市中感染とみられる人数としては、6日の6人を上回り、これまでで最も多くなりました。

20人のうち10人は家族や同僚など、つながりのある1つのグループだということです。

また、20人のうち14人はワクチンを2回接種していて、残る6人はワクチンの接種歴が不明だということです。

これで、千葉県内で確認されたオミクロン株の感染者は41人となり、このうち28人が市中感染とみられています。

千葉県健康福祉部は「家庭内や職場内、会食をともにした人たちの間でオミクロン株の感染が広がっていると考えられる。今後、非常に速いスピードで感染拡大が生じるおそれがあり、十分な警戒が必要だ」などとして、基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけています。