和歌山県 オミクロン株 3人感染確認 “感染経路わからず”も

和歌山県は7日、3人が新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されたと発表しました。

このうち、少なくとも1人は、感染経路がはっきりわかっていないということで、県はオミクロン株の市中感染とみています。

和歌山県によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは、すでに新型コロナウイルスの感染が確認された10代から40代の3人です。

このうち、40代の女性は年末に京都府から帰省した家族が新型コロナウイルスに感染していたということです。

また、10代の女性は参加した大阪府内でのスポーツ大会の参加者の中に、新型コロナの感染者が含まれていたということで、和歌山県は、いずれも県外に住んでいる人との接触で感染したとみています。

一方、和歌山市の40代の男性については、感染経路がはっきりとわかっていないことから、県は少なくとも、この男性についてオミクロン株の市中感染とみています。

また、県は7日、ほかにも15人がオミクロン株に感染している疑いがあることを明らかにしました。

和歌山県の野尻孝子技監は「オミクロン株は感染力が強く、今後、県内でも感染拡大が懸念される。感染拡大防止に最大限の努力を図っていきたい」と話しています。