福井県 オミクロン株 4人感染確認 県内で初

福井県の杉本知事は、県内で初めて新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染が確認されたと発表しました。

福井県の杉本知事は7日、記者会見を開き、県内で初めて「オミクロン株」の感染が確認されたと発表しました。

それによりますと「オミクロン株」に感染していたのは、県内で5日に新型コロナウイルスへの感染が確認された20代の男女4人です。

4人はいずれも年末年始に関西方面に滞在していたことから、県は県外で感染した可能性が高いとしています。

また杉本知事は、県内で新たに18人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと明らかにし「オミクロン株」への感染が含まれているかどうか確認を進めるとしています。

ただいずれも感染者の濃厚接触者か、県外に滞在していた時に感染していた可能性が高く、県内での市中感染は確認されていないとしています。

杉本知事は「全国の感染状況を見てもオミクロン株の感染拡大のスピードはこれまでと異次元の状況だ。これから3連休となり成人式などで人と会う機会が増えることになるが、会話をするときはマスクの着用を徹底するなど、感染対策を徹底してほしい」と述べました。