愛知県 一般高齢者の3回目接種 独自で1か月前倒し実施へ

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種をめぐり、愛知県は施設を利用していない一般の高齢者について2回目との間隔を7か月としている政府の方針からさらに1か月前倒しして実施する方針を固めました。

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種をめぐり、政府は高齢者施設やデイサービスを利用していない65歳以上の一般の高齢者については、2回目の接種からの間隔を7か月としています。

これについて愛知県は、オミクロン株の拡大に対応するには接種のさらなる前倒しが必要だとして、一般の高齢者への接種の間隔を県独自でさらに1か月前倒しし6か月とする方針を固めました。

これによって、県内の95万人余りの接種が早められるということで、県は市町村に対して接種券の発送と接種体制の整備を急ぐよう求めることにしています。

また、県は接種が円滑に進むよう高齢者がかかりつけの医療機関で接種する場合は、市町村が発行する接種券が手元に届いていなくても接種することを認める方針です。

愛知県内では6日、新たに159人の感染が確認され、感染が急拡大しています。

県は7日にも、こうした方針を県内の市町村や医療機関に通知することにしています。