沖縄県 新型コロナ 過去最多1400人超 感染確認の見通し

沖縄県は7日、新型コロナウイルスへの感染が新たに確認された人が、暫定値で1400人を超える見通しになったと発表しました。6日の981人を上回り、初めて1000人を超えて過去最多となる見通しです。

沖縄県によりますと、新型コロナへの感染が新たに確認された人が、7日、暫定値で1400人を超える見通しだということです。

6日に981人と過去最多を更新しましたが、7日、初めて1000人を超えて過去最多となる見通しです。

今月に入ってからの沖縄県の新規感染者は、
▽元日が52人、
▽2日が51人、
▽3日が130人、
▽4日が225人、
▽5日が623人と、
急激に増えていて、感染拡大に歯止めがかからない状況になっています。

このため沖縄県は6日、政府に対して県内全域にまん延防止等重点措置の適用を要請しました。

7日に政府が決定すれば、9日から、飲食店に対して時短営業を求めたり、県民に都道府県をまたぐ不要不急の移動は控えるよう求めたりすることなどを盛り込んだ対処方針を決定する方針です。

玉城知事「ことばにならない より迅速な対応考えなければ」

沖縄県内の7日の新型コロナの新規感染者が暫定値で1400人を超える見通しになったことについて、玉城知事は記者団に対し「ちょっとことばにならない。この数字がこれからもおそらく高止まりしていくか、どんどん増えていくかもしれない。それを考えると、より迅速な対応をどのようにとるべきか、われわれも考えなければいけない」と述べました。