北朝鮮ミサイル発射 国連安保理が緊急会合を10日に開催へ

北朝鮮が5日、日本海に向けて弾道ミサイルを発射したことについて、国連の安全保障理事会は、対応を協議する緊急会合を来週10日に開く方向で調整していることが分かりました。

北朝鮮は5日午前、日本海に向けてミサイル1発を発射し、翌日、朝鮮労働党の機関紙で「極超音速ミサイルの発射実験を行った」と発表しました。

このミサイルについて、アメリカや日本などは、弾道ミサイル技術を使ったもので国連安保理の決議違反だと非難しています。

国連外交筋が6日、明らかにしたところによりますと、アメリカとイギリス、それにフランスなど、欧米の5か国が対応を協議する安保理の緊急会合を要請し、週明けの10日月曜日に開催する方向で調整しているということです。

安保理は、北朝鮮が去年9月から10月にかけてミサイルを相次いで発射した際も緊急会合を開きましたが、欧米各国が安保理の決議違反だとして懸念を示す声明の取りまとめを求めたのに対し、中国とロシアが反対して、一致した対応をとることはできませんでした。

中国とロシアは、北朝鮮に対する制裁の解除を求めるなど、欧米各国との立場の違いが浮き彫りになっていて、今回も安保理として一致した姿勢を打ち出すのは難しいのではないかという見方も出ています。

5日の北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受け、7日、外務省の船越アジア大洋州局長は、韓国外務省のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長と、およそ30分間、電話で協議しました。

この中で、両氏は、核・ミサイル開発などをはじめとした北朝鮮をめぐる問題の解決に向けて、日韓両国、それにアメリカを加えた日米韓3か国で、引き続き緊密に連携を図っていくことで一致しました。