【関東 交通影響・事故まとめ】首都高の通行止め すべて解除

6日大雪となった関東では、7日朝は氷点下の厳しい冷え込みとなっていて、雪が残り路面が凍結しているおそれがあります。

交通への影響や事故などの状況をまとめています。

全日空9便欠航 ソラシドエア スカイマーク茨城便も(11:00現在)

空の便は、全日空の羽田空港と大阪や福岡などを結ぶ合わせて9便、ソラシドエアの羽田空港と宮崎と熊本を結ぶ2便が、欠航しました。

また、茨城空港の滑走路が凍結している影響で、スカイマークの午前中に茨城空港を発着する便のうち、合わせて5便が欠航しました。

午後の便は通常どおり運航される見通しだということです。

首都高の通行止め すべて解除(21:00現在)

首都高速道路では、雪の影響で一部の区間で通行止めが続いていましたが、午後9時までにすべて解除されました。

しかし一部の入り口については現在も閉鎖が続いていて、7日夜のうちの解除に向け作業が進められています。

東京ゲートブリッジで立往生 ほぼ解消も通行止め続く

警視庁によりますと、東京湾の埋め立て地と千葉方面を結ぶ「東京ゲートブリッジ」は、路面が凍結した影響で6日午後6時半ごろから車両の立往生が発生し、最大で100台以上が巻き込まれたということです。

7日午前3時半ごろには、警察官がペットボトルの水や乾パンをおよそ100人の運転手たちに差し入れたということです。

巻き込まれた車両の多くはスリップしないように徐行しながら橋を通過し、立往生はほぼ解消されているということですが、トラック1台が動けない状況で、橋の通行止めは現在も続いているということです。

また、東京湾に架かるレインボーブリッジも、高速道・一般道ともに現在も通行止めになっています。

東京ゲートブリッジを管理する東京都港湾局によりますと、立往生は橋の中央付近の下り坂で発生しました。

立往生した先頭のトラックの運転手は「凍った路面でブレーキやハンドル操作が利かなくなってこれ以上動けない」と話していたということです。

その後、先頭のトラックをけん引するなどして午前3時半ごろから少しずつ動き出し、午前5時ごろにおおむね解消されたと言うことです。

都によりますと、橋の路面が凍りつかないように6日昼すぎから融雪剤をまき始めたということですが、夕方ごろには少しずつ車の流れが悪くなっていたということです。

国分寺市でバスが住宅に突っ込む

7日午前、東京 国分寺市の交差点で、路線バスがスリップして近くの住宅に突っ込み、運転手が軽いけがをしました。

住民や乗客にけがはありませんでしたが、警視庁は雪で路面が凍結していたことが原因とみて調べています。

警視庁によりますと、7日午前9時前、国分寺市泉町の交差点で、右折しようとした路線バスがスリップし、そのまま近くの住宅に突っ込みました。

バスは住宅の外壁に衝突して停止し、外壁の一部が崩れるなどしたということです。

この事故で、バスの40代の運転手がひざなどを打つ軽いけがをして、病院に搬送されました。

住民や当時、バスに乗っていた8人の乗客にけがはありませんでした。

警視庁によりますと、現場の交差点では当時、自転車に乗っていた男性が雪の影響で転倒していたということで、バスの運転手は「自転車を避けようとブレーキをかけたところ、横滑りした」と話しているということです。

警視庁は雪で路面が凍結していたことが原因とみて、事故の状況を詳しく調べています。

東京 北区 タクシーがスリップ 店舗に突っ込む

東京 北区では7日午前、タクシーがスリップして不動産会社の店舗に突っ込みました。

乗客の女性が首の痛みなどを訴えているということで、警視庁は路面の凍結が原因とみて調べています。

警視庁によりますと、7日午前9時ごろ、北区滝野川の交差点で、右折しようとしたタクシーがスリップし、近くの不動産会社の店舗に突っ込みました。

タクシーは店舗のガラスを突き破り、車体の半分ほどが入り込んだ形で停止したということです。

この事故で、タクシーに乗っていた40代の女性が首の痛みなどを訴えているということです。

店舗には当時、従業員3人がいましたが、いずれもけがはありませんでした。

タクシーはスタッドレスタイヤを装着していたということですが、70代の運転手は「右折しようとしたらハンドルが利かなくなった」と話しているということです。

警視庁は雪の影響で路面が凍結していたことが原因とみて、事故の状況を詳しく調べています。

軽貨物自動車が横転 運転者軽いけが

警視庁によりますと、7日午前6時半ごろ、東京 渋谷区の都道で軽貨物自動車1台が横転し、運転していた男性が軽いけがをしました。

現場は片側3車線の緩い右カーブの上り坂で、警視庁は凍結した路面でスリップしたとみて詳しい状況を調べています。

トラックがスリップ 後続の4台が追突

7日午前0時すぎ、埼玉県春日部市下柳の新4号国道で、東京方面に向かっていたトラックがスリップして道路を塞ぐ形で止まり、後続のトラック4台が追突しました。

警察によりますと、この事故でトラックの運転手4人が病院に搬送されましたが全員意識はあり、このうち3人は軽傷だということです。

当時、雪の影響で路面が凍結し滑りやすくなっていたということで、警察が事故の原因を詳しく調べています。

現場は新4号国道が国道16号をまたぐ立体交差で、事故の影響で現場周辺が通行止めとなっています。

都内では77件の人身事故 警視庁

都内では6日から7日朝にかけて雪が原因とみられるスリップや玉突きなどの事故が相次ぎ、警視庁によりますと、このうちけが人が出た人身事故は6日の降り始めから7日午前8時半までに少なくとも77件に上ったということです。

国交省 予想超える大雪 通行止め判断は困難

大雪の影響で、東京都内の首都高速道路では、トラックが横転する事故が起きたほか、およそ10時間にわたって立往生が発生した箇所もありました。

国土交通省は、昨シーズン、関越自動車道で大規模な立往生が起きたことなどを踏まえて、大雪が見込まれる場合には通行止めなどの規制をちゅうちょなく実施する方針を決めていました。

国土交通省によりますと、今回の大雪に関しても、首都高速道路と周辺の国道を管理する関東地方整備局の間で規制を実施するかどうか、情報を共有するなどしていましたが、結果的に▽降雪量が予想より多かったほか▽夏用タイヤの車両が多く、通行止めの判断は難しい対応だったということです。

国土交通省は「より適切な通行止めの判断ができるよう今回のようなケースを生かしていきたい」としています。

一方、首都高速道路は「今回の立往生は、夏用タイヤでの走行が一因であると思われる。冬用タイヤの装着を引き続き呼びかけていきたい」と話しています。