メンバー全員80歳以上の合唱団 フラッシュモブに挑戦 北九州

メンバー全員が80歳以上という北九州市の合唱団が、歩行者を装って街なかに集まり突然歌い出す「フラッシュモブ」というパフォーマンスに挑戦しました。

「フラッシュモブ」に挑戦したのは「80歳からの合唱団北九州」です。

新型コロナの影響で去年6月まで活動休止を強いられていましたが、6日、再開後初めて人前で歌声を披露する場をフラッシュモブという形で作りました。

通行人を装ったメンバーおよそ50人がJR戸畑駅の改札前に集まり、講師の歌い始めに合わせて次々に歌いだしました。

予定していたよりも歌いだしや集まるタイミングが早くなってしまいましたが、メンバーは「雪」や「故郷」など4曲の童謡を披露し、駅では足を止めて聞く人の姿も見られました。

合唱を聞いた20代の男性は「感動しました。元気をもらいました」と話していました。

合唱団の常光孝一代表は「やりたかった形と少し違ったが、楽しく歌うことができてよかった。また挑戦したい」と話していました。