中央道を26キロ逆走し車と衝突 逆走車運転の女性死亡

6日未明、神奈川県の中央自動車道で軽乗用車が逆走して別の車と衝突し、運転していた40代の女性が死亡しました。山梨県から東京方面へ少なくとも26キロにわたって逆走したとみられるということで、警視庁が当時の状況を詳しく調べています。

警視庁によりますと、6日午前1時前、神奈川県相模原市の中央自動車道の下り線で、追い越し車線を逆走してきた軽乗用車が乗用車と正面衝突しました。

この事故で、逆走した車を運転していた山梨県富士吉田市の廣瀬由紀子さん(41)が全身を強く打って病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡しました。

また、乗用車を運転していた58歳の女性も右足の骨を折るなどの大けがをしました。

軽乗用車の車内からは、事故の30分ほど前に山梨県の都留インターチェンジから中央自動車道に入ったことを示す通行券が見つかり、複数の通報の内容などから車は東京方面へ少なくとも26キロにわたって逆走したとみられるということです。

現場は相模湖インターチェンジ近くの中央分離帯がある片側2車線の緩いカーブで、警視庁が当時の状況を詳しく調べています。

NHKのカメラが捉えた逆走の様子

事故の現場からおよそ6キロ離れた山梨県上野原市の中央自動車道にNHKが設置したカメラには、女性が運転していたとみられる車が逆走する様子が捉えられていました。

映像では、事故の5分ほど前の午前0時52分、車が下り線の追い越し車線を隣の上り線を走る車とほぼ同じ速度で東京方面へ向かっているのが確認できます。

また、逆走する車とトラックがすれ違う様子も写っていて、トラックはすれ違う際、ライトを上向きにするハイビームに切り替えて車に合図を送っているように見えます。