Bリーグ オールスター2年連続中止 選手の新型コロナ感染相次ぐ

バスケットボール男子のBリーグは、今月14日から沖縄県で開催を予定していたオールスターゲームについて、選手に新型コロナウイルスの感染が相次ぎ、濃厚接触者が多く出る見込みだとして、2年連続で中止すると発表しました。

Bリーグのオールスターゲームは、今月14日と15日の2日間、沖縄市の沖縄アリーナで観客の上限を設けずに開催され、1日目はダンクコンテストなどのイベントが、2日目は各チームから選ばれた27人の選手が、2つのチームに分かれて試合を行う予定でした。

Bリーグによりますと、ことしに入って5日までに沖縄、東京、大阪、京都、北海道に本拠地がある5つのチームで、合わせて6人の選手の感染が確認され、このうち2人がオールスターゲームに出場する予定でした。

また、各チームで濃厚接触者が多く出ることが予想され、オールスターゲームに出場する予定の選手も10人が濃厚接触者となる見込みだということです。

このため、Bリーグはオールスターゲームを2年連続で中止すると発表しました。

島田慎二チェアマンは「新型コロナで閉鎖感のある世の中において、最高のオールスターを見ていただくことで、少しでも笑顔になってもらえると確信していただけに、非常に残念です。リーグ戦の開催が許されるかぎり、強い意志をもって続けていきます」とコメントしています。