沖縄 山口 広島「まん延防止等重点措置」検討 あす国会質疑へ

新型コロナウイルス対策で政府が沖縄、山口、広島の3県にまん延防止等重点措置を適用する方向で検討を進めていることを受けて、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、政府の方針が固まれば、7日、国会で報告を受け、各党による質疑を行うことを確認しました。

新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、政府は、沖縄、山口、広島の3県にまん延防止等重点措置を適用する方向で検討を進めています。

これを受けて、自民党の高木国会対策委員長と立憲民主党の馬淵国会対策委員長が6日午前会談し、政府の方針が固まれば7日、衆参両院の議院運営委員会で、政府側から報告を受け、各党による質疑を行うことを確認しました。

また、馬淵氏が岸田総理大臣の出席を求めたのに対し、高木氏は山際新型コロナ対策担当大臣が対応する方針を伝え、引き続き与野党で協議することになりました。

一方、高木氏は、国会議員に毎月、支払われるいわゆる文書交通費の見直しをめぐって、使いみちの公開などを議論するため、与野党で協議する場を設けることを提案したのに対し、馬淵氏は異論はないものの、すべての会派が参加すべきだと主張し、メンバーなどについて調整を進めることになりました。