テクノロジーの見本市 CESが開幕 “メタバース”に注目集まる

世界最大規模のテクノロジーの見本市がアメリカのラスベガスで始まり、インターネット上の仮想空間、メタバースをめぐる最新の技術などに注目が集まっています。

ラスベガスでは5日、世界最大規模のテクノロジーの見本市、CESが開幕しました。

対面での開催は2年ぶりで、今回は、インターネット上の仮想空間で離れた場所にいる人ともさまざまな交流ができる、メタバースをめぐる最新の技術や製品が注目されています。

このうちスペインのIT企業は、腕やおなかの部分にセンサーを埋め込んだ特殊なシャツを披露しています。

メタバースでは、アバターと呼ばれる自分の分身を操作しますが、シャツを着ていれば、仮想空間の中でほかの利用者と抱き合ったときの感覚や、ゲーム中に銃で撃たれたときの衝撃などを感じられるということです。

体験した男性は、「ゲームの中で撃たれた時、胸に衝撃を受けて弾が貫通するような感覚だった」などと話していました。

一方、パナソニックは、メタバース内での温度の変化を感じられる機器を公開しました。

首もとにつけると、仮想空間の場所に応じて機器が温められたり冷やされたりする仕組みで、季節感などを体感できるとしています。

メタバースにはこのところ世界的に企業の参入が相次いでいて、仮想空間の中のサービスのほか、より現実に近い体験ができる機器などの開発競争が激しくなっています。

見本市には国内外から2200社以上が参加し、今月7日まで開かれます。