広島市など成人式を延期 新型コロナ感染急拡大で

新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、広島県内では広島市、大竹市、廿日市市の3つの市が、今月10日に予定していた成人式の延期を決めました。
広島県はこのほかの自治体に対して、成人式の参加者にPCR検査を受けたうえでの出席を呼びかけるよう求めました。

広島県によりますと今月8日から10日までの3連休に、広島市や福山市、呉市など県内19の市と町で成人式が予定されています。

このうち今月10日に成人式を予定していた広島市は、感染の急拡大でことし5月に延期を決めたほか、大竹市と廿日市市も延期を決め、日程は今後検討するとしています。

広島県は成人式を予定している自治体に文書を出し、参加者に対して前日までにPCR検査や抗原検査を受けることや、体調不良の場合は参加しないこと、それに会場で飲食をせず、大声での会話を控えることなどを呼びかけるよう求めました。

広島県は「成人式での感染拡大を防ぐために協力をお願いしたい」としています。