全国高校ラグビー大会 東海大仰星と国学院栃木が決勝へ

全国高校ラグビー大会は5日、準決勝の2試合が行われ、4大会ぶりの優勝を目指す大阪第2地区代表の東海大大阪仰星高校と、初優勝を目指す国学院栃木高校が決勝に進みました。

準決勝は大阪の花園ラグビー場で行われ第1試合は、4大会ぶりの優勝を目指す東海大大阪仰星高校と、5大会ぶりの優勝を目指す福岡の東福岡高校が対戦しました。

両校は前回大会の準々決勝で対戦し、この時は同点のまま延長でも決着がつかず抽選の結果、東福岡が勝ち進みました。

5日の試合では東福岡が試合開始のキックオフで蹴ったボールをそのままキャッチして、ノーホイッスルで先制トライを決め5点を先制し、このあとさらに1つトライを奪って試合開始5分で10点のリードを奪いました。

対する東海大大阪仰星は前半24分、フォワードの連続攻撃からトライを奪い、さらに4分後には相手のキックをブロックしてそのボールを抑えてトライし、14対10と逆転に成功しました。

後半は東海大大阪仰星のフォワードが積極的に前に仕掛けるアタックで勢いをつけ、さらに4トライを連続で奪って突き放しました。

東海大大阪仰星は42対22で勝って前回大会の雪辱を果たし決勝に進みました。

続く第2試合は3連覇を狙う神奈川の桐蔭学園高校と、国学院栃木高校が対戦しました。

国学院栃木は相手のボールに絡んでボールを奪う「ジャッカル」というプレーで相手の反則を誘い、ペナルティゴールで先制しました。

さらに前半18分には、キックオフのボールをキャッチして大きく前進すると最後はキックパスでトライを奪うなど、前半を終えて18対5とリードしました。

対する桐蔭学園は強力なフォワードと巧みなパス回しを武器とするバックスが打開を図りますが、勝負どころで反則が積み重なって追いつくことができず国学院栃木が21対10で勝ちました。

国学院栃木は栃木県勢として初の決勝進出で、初優勝を目指します。

決勝は今月8日、花園ラグビー場で行われます。

東海大仰星 薄田選手「準備して勝ちきって日本一に」

4大会ぶりの優勝を目指す東海大大阪仰星のキャプテン、薄田周希選手は「ラグビーはフォワードからといつも先生に言われているので、前に出てバックスを助けようと思っていました。準備して勝ちきって日本一になりたい」と話していました。

国学院栃木 田中選手「守り切れて勝つことができた」

決勝進出を決めた国学院栃木はキャプテンが脳しんとうのため出場できず、ゲームキャプテンを務めた田中大誠選手は「しんどかったけれど、守り切れて勝つことができてよかった。優勝と言うことは考えずに、まずは1勝をするという意識で決勝を戦いたい」と話していました。