徳島県 オミクロン株 感染初確認 大阪から帰省の男性

徳島県は5日、県内に帰省していた40代の男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されたと発表しました。

徳島県内でのオミクロン株の感染確認は初めてです。

「オミクロン株」への感染が確認されたのは、大阪府に住む40代の男性です。

男性は、年末に徳島県内へ帰省した際に発熱したということで、県が3日に新型コロナウイルスへの感染を発表して、オミクロン株かどうかゲノム解析を行っていました。

男性は県内の病院に入院していますが軽症で、家族など5人の濃厚接触者は、いずれも陰性が確認されたということです。

徳島県内でオミクロン株の感染確認は初めてです。

また、県内の感染者にはなっていませんが、広島県内で受けた検査で陽性が確認されていた県内在住の20代の男性についても、5日にオミクロン株への感染が確認されました。

男性は軽症で濃厚接触者はいないということです。

2人について県は、症状が出た時期などから、県外で感染したとみていて「徳島県内での市中感染の可能性はない」としています。