JOC 山下会長 北京五輪に向け “コロナ禍でも選手支援”

北京オリンピック開幕まで1か月を切る中、JOC=日本オリンピック委員会の山下泰裕会長は、5日の仕事始めで職員に向けてあいさつし、新型コロナの影響が続いていることなどを踏まえて「選手たちが夢に向かって生き生きと輝きながら挑戦できる環境をサポートしていきたい」と述べました。

山下会長は5日のJOCの仕事始めに合わせて、東京 新宿区の「日本オリンピックミュージアム」で、オンラインで参加した職員などおよそ60人に向けて年頭のあいさつを行いました。

この中で山下会長は、去年行われた東京オリンピックを振り返り「コロナ禍の厳しい状況の中で、アスリートの躍動する姿とさわやかな笑顔が心に残った」としたうえで、北京オリンピックが開幕まで1か月を切る中、新型コロナの感染が再拡大していることなどを踏まえて「選手は万全な準備をして大会に臨むと思うが、夢に向かって生き生きと輝きながら挑戦できる環境をサポートしていきたい」と話しました。

そして職員に対して「まだまだ新型コロナが予断を許さない状況が続くが、気を引き締めて掲げた目標を目指してまい進していきたい。力を合わせて頑張っていきましょう」と呼びかけていました。