東京 豊洲市場で「初競り」クロマグロ最高値は1688万円

東京の豊洲市場で新年恒例の「初競り」が行われ、青森県の大間港で水揚げされたクロマグロが1688万円で競り落とされました。

東京 江東区の豊洲市場で5日朝行われた新年恒例の「初競り」は、去年に続いて新型コロナの感染対策として、競りに参加できる人数を制限するなどの対策がとられました。

マグロの卸売り場には日本全国や世界各地の港から運ばれてきた生や冷凍のマグロが並び、仲卸業者の代表が「新型コロナの影響で大変厳しい状況が続いていますが、客のニーズに応えるという目利きの使命を忘れずに商売を頑張っていきましょう」とあいさつし、全員で手締めをして、ことし1年の商売繁盛を祈りました。

午前5時すぎに鐘の合図で競りが始まると、競り人の威勢のいい掛け声とともに大きなマグロが次々と競り落とされていきました。

ことしの最高値は青森県の大間港で水揚げされた重さ211キロのクロマグロで、1688万円で競り落とされたということです。

最高値のクロマグロ釣り上げた青森の漁師「飛び跳ねて起きた」

豊洲市場の初競りで最高値がついたクロマグロを釣り上げた、青森県大間町の漁師、菊池一夫さん(52)は「枕元に電話を置いて寝ていて、業者から連絡が来たときは飛び跳ねて起きた。兄弟や親族でマグロ漁師が数多くいるが、初競りの最高値になるのは初めてなので、胸がいっぱいだ。新型コロナの影響でマグロの値段が下がっているが、最高値で吹き飛んだ感じだ」と笑顔で話していました。