東京都「オミクロン株」新たに8人感染 “市中感染とみられる”
東京都内でオミクロン株に市中感染したとみられる人が新たに8人確認されました。関係者によりますと、このうち1人は新型コロナウイルスのクラスターが発生した東京大神宮の職員で、ほかにオミクロン株に感染している職員がいないかどうか調べているということです。
東京都は4日、都内で新たに10代から50代までの男女合わせて8人がオミクロン株に感染していることを確認したと発表しました。
都によりますと、全員海外渡航歴がなく現時点で感染経路がわかっていないということで、都は「市中感染とみられる」としています。
関係者によりますと、8人のうち1人は初詣に多くの参拝客が訪れる東京 千代田区の東京大神宮の職員だということです。
東京大神宮では職員が相次いで新型コロナウイルスに感染してクラスターが発生していて、ほかにオミクロン株に感染している職員がいないかどうか都が調べているということです。
都内で市中感染とみられるオミクロン株の感染者はこの8人を合わせて21人になりました。
4日に確認された8人はいずれも軽い症状で、うち7人はすでに入院していて、残りの1人は入院に向けて調整しているということです。
8人のうち6人はワクチンを2回接種していたということです。
都の担当者は「年末年始にかけてオミクロン株の市中感染が急増したのではないか。今後も増えていくとみられる」と話しています。