大相撲 田子ノ浦部屋 初場所休場 親方など4人新型コロナ感染

大相撲の田子ノ浦部屋で師匠の田子ノ浦親方と力士など合わせて4人が新型コロナウイルスに感染したことがわかり、部屋に所属する力士など全員が今月9日に始まる初場所を休場することになりました。

日本相撲協会によりますと、田子ノ浦部屋の師匠の田子ノ浦親方と幕下以下の力士2人、それに床山1人の合わせて4人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。

このため相撲協会は、幕内力士の高安など田子ノ浦部屋に所属する力士などすべての協会員について、感染していたり濃厚接触に当たったりする可能性があるとして、今月9日に東京 両国の国技館で始まる初場所を休場することになったと発表しました。

相撲協会のホームページによりますと、田子ノ浦部屋には田子ノ浦親方のほか、高安と幕下以下の力士13人、それに行司、呼出、床山が1人ずつの合わせて18人が所属しています。

相撲協会では保健所の指示に基づいて濃厚接触者の調査などの対応を行う予定で、「今後も『新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン』に基づき感染予防を徹底し、感染拡大の防止につとめてまいります」としています。