福岡県 「オミクロン株」 7人感染確認 県“市中感染ではない”

福岡県は4日、新たに7人が新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されたと発表しました。県内でオミクロン株への感染確認は合わせて9人になりました。

福岡県によりますと、オミクロン株への感染が新たに確認されたのは10代から70代の男女合わせて7人です。

7人のうち6人は海外への渡航歴はありませんが、オミクロン株の感染者や感染が疑われる人と接触していました。

もう1人は感染が疑われる人と同じ飛行機に乗っていたということです。

県は感染経路が分かっているとして「新たな市中感染にはあたらない」としています。

7人のうち6人はワクチンを2回、1人は1回接種していて、現在は全員が入院していますが症状は軽いということです。

福岡県内でオミクロン株への感染が確認された人は、これで合わせて9人になりました。

県はマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけるとともに、感染拡大を防ぐため、無料の検査を薬局などでも受けられるよう順次拡大しています。