岩手県 オミクロン株 新たに2人感染確認 県“市中感染でない”

岩手県は4日、すでに新型コロナへの感染を発表した2人について、新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されたと発表しました。

これで県内のオミクロン株の感染確認は5人になりました。

岩手県によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは関東地方から宮古市を訪れ1日に感染が発表された40代の男性と、2日に感染が発表された釜石市の10代の男性です。

このうち10代の男性はすでに家族3人のオミクロン株への感染が確認されています。

また、40代の男性は家族3人が濃厚接触者とされ、現在健康観察を受けています。

これで県内でのオミクロン株の感染確認は5人となりました。

県保健福祉部の工藤啓一郎理事心得は「いずれも県内由来のものではない」としましたが「全国的な状況をみると、県内でもいずれ市中感染が起きる可能性は高い」と述べ、引き続き基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけました。