サイバー攻撃受けた町立病院 すべての診療再開 徳島 つるぎ町

サイバー攻撃を受けて電子カルテなどが使えなくなっていた徳島県つるぎ町の町立病院が、システムの復旧を終えて4日からすべての診療を再開しました。

徳島県つるぎ町の町立半田病院は去年10月「ランサムウエア」と呼ばれる身代金要求型のコンピューターウイルスの攻撃を受け、電子カルテのシステムが使えなくなり、産科と小児科を除いて新規患者の受け入れを停止していました。

病院によりますと先月29日にシステム復旧の見通しが立ち、電子カルテに保存されていたおよそ8万5000人分の患者のデータなどが使えるようになったということで、4日から13のすべての診療科で通常の診療を再開しました。

病院には朝から町民などが診療を受けに訪れ、会計も従来のシステムを使って混乱なく行われていました。

システムの復旧は外部のセキュリティー会社に依頼したということですが、病院側は具体的な方法や費用については、今後のセキュリティー対策に関わるとして明らかにしていません。

半田病院の須藤泰史病院事業管理者は「復旧できると聞いたときには涙が出るほどうれしかった。患者や関係者には大変ご迷惑をおかけしました。今後再発防止のため対策を講じてまいります」と話していました。