オミクロン株感染受け きょうから薬局などで無料検査 茨城県

茨城県は、新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染が県内で初めて確認されたことを受け、感染への不安を感じる県民に対し、薬局などで無料で検査を行う取り組みを4日から始めました。

この取り組みは、茨城県内で2日、オミクロン株への感染が初めて確認されたことを受け、県が、県内在住で「感染への不安を感じる」という人を対象に4日から始めました。

検査が受けられるのは県内の150か所余りの薬局などで、このうち水戸市の薬局では、およそ70人分の検査キットが用意され、「ドライブスルー方式」で車に乗ったまま鼻から検体を採取すると、およそ15分で結果が分かるようになっていました。

薬局によりますと、4日朝から電話での問い合わせが増えているということです。

県は12月27日から、健康上の理由でワクチン接種を受けられない人や12歳未満の人を対象に、薬局などで無料で検査を行っていますが、「感染への不安を感じる」という理由で無料で検査が受けられるのは、1月末までの予定です。

薬局の管理薬剤師の宇田川宣子さんは「症状はないが、感染が心配だという人は、気軽に検査してほしい」と話していました。