都知事 年頭に”オミクロン株 感染急拡大に先手先手で対策を”

東京都の小池知事は仕事始めにあたり職員向けの年頭のあいさつで、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大に警戒を呼びかけました。

小池知事は仕事始めの4日、都の幹部や職員向けに年頭のあいさつを行いました。

この中で小池知事は「きのう都内では100人を超える新規感染者が確認され、デルタ株と比べて伝ぱ性が高いとされるオミクロン株も、年末年始で急激に拡大している」と述べました。

そのうえで「新たな危機に対して、これまで培ってきた知見と経験の真価が問われている。先手先手で対策していきましょう」と述べ、警戒を呼びかけました。

また、「未来を作っていくために、現状に満足している暇はない。この1年、光をキーワードに、東京のさらなる発展を目指したい。東京オリンピック・パラリンピックのレガシーの発展や、脱炭素の鍵をにぎる太陽光発電の推進、また、急激に進展している少子高齢化を乗り越えるべく、光のようにスピード感を持って、前に進んでチャレンジをしてほしい」と述べました。