沖縄県 新型コロナの感染再拡大で急きょ対策本部会議開催へ

沖縄県では3日、新たに130人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、一日の感染者の数がおよそ3か月ぶりに100人を超えました。
県は4日、急きょ対策本部会議を開き、対応を検討することにしています。

沖縄県が3日発表した新規の感染者数は130人と前の日の51人の2倍以上となり、一日の感染者の数がおよそ3か月ぶりに100人を超えました。

このうち、20代と30代が全体の6割以上を占めていて、若い世代を中心に感染が再拡大しています。

また、新たにオミクロン株の感染が確認された人は24人でしたが、これとは別にオミクロン株に感染した疑いがある人は107人に上っていて、県内でデルタ株からオミクロン株への置きかわりが急速に進んでいるものとみられます。

県は、アメリカ軍基地のなかで流行したオミクロン株が基地の外にも急速に拡大し、沖縄本島中南部を中心に若い人たちの間で広がったと分析しています。

今月は、年末年始の帰省に加えて各地で成人式も予定され、人の往来が活発になることから県は4日、急きょ対策本部会議を開いて対応を検討することにしています。