アメフト「ライスボウル」富士通が2年ぶり6回目の日本一に

アメリカンフットボールの日本一を決める「ライスボウル」が東京ドームで行われ、富士通がパナソニックに24対18で競り勝って2年ぶり6回目の優勝を果たしました。ことしで75回目となる「ライスボウル」は、これまで社会人代表と学生代表が対戦していましたが、社会人と学生の実力差が広がり危険が伴うなどとして、ことしから社会人どうしの優勝決定戦に変更され、富士通とパナソニックが対戦しました。

試合は第2クオーター、富士通がエースレシーバーの松井理己選手へのパスを次々と決め、2つのタッチダウンをあげてリードする一方、パナソニックもクオーターバックのアンソニー・ローレンス選手のパスを中心に反撃し、14対11と富士通の3点リードで折り返しました。

後半の第3クオーターはパナソニックのペースで進みローレンス選手が相手ディフェンスの隙をついて確実にパスを決め一時、逆転に成功しました。

しかし、最終の第4クオーター、富士通がゴール前に迫り、クオーターバックの高木翼選手がランで持ち込んで再び試合をひっくり返しました。

最後は粘るパナソニックの攻撃を攻めのディフェンスでしのいで24対18で競り勝ち2年ぶり6回目の優勝を果たしました。

富士通 山本ヘッドコーチ「結果が伴ってうれしい」

富士通の山本洋ヘッドコーチは「ライスボウルが社会人どうしで日本一を争う試合に変わり以前とは違う緊張感があったが、選手もスタッフも今まで以上にいい準備をしてきた。結果が伴ってうれしい」と話しました。

そのうえで逆転につぐ逆転となった試合について「ディフェンスが最後にしっかりふんばって数少ないチャンスをスコアにつなげられたことが勝因だと思う。要所要所でいいプレーをしてくれた」と選手たちをたたえていました。

富士通 キャプテン趙翔来「たくさんの応援のおかげ」

富士通のキャプテン、趙翔来選手は、「今シーズンは何としても日本一になるということを心に留めてやってきた。新型コロナウイルスの影響で活動の制限もあったが、たくさんの応援してくれる方のおかげでここまでたどりつけたのだと思う」と話しました。

富士通 松井理己「飛んできたボールすべて捕る意識」

ライスボウルの最優秀選手賞に選ばれた富士通のエースレシーバー、松井理己選手は、「飛んできたボールをすべて捕ることだけを意識していた。自分がプレーでみせて流れを持ってこようと考えていた。強い富士通を取り戻すという気持ちで1年間練習してきたのでうれしい」と話しました。