東京大神宮で職員のクラスター発生 初詣の一般参拝など中止

初詣に多くの参拝客が訪れる東京 千代田区の東京大神宮で、職員が相次いで新型コロナウイルスに感染してクラスターが発生し、東京大神宮では3日から今月16日まで初詣の一般参拝などを中止する対応をとりました。

千代田区によりますと、先月31日に東京大神宮の職員1人の感染が確認された後、1日と2日も職員の感染確認が相次いで合わせて11人が感染し、区はクラスターが発生したと発表しました。

東京大神宮では、一般参拝や祈とうで、マスクを着用して対応し、お守りやお札の手渡しなどの対応も屋外で行われていたことなどから千代田区保健所では参拝客などの中に濃厚接触者は認められなかったとしています。

クラスターの発生を受けて、東京大神宮は3日から今月16日まで初詣の一般参拝などを中止する対応をとりました。

東京大神宮は縁結びに御利益があるとして有名でコロナ禍以前は三が日の初詣に毎年およそ4万5千人が訪れ、ことしも元日と2日、大勢の人が訪れていたということです。