千葉県「オミクロン株」海外から入国の4人感染確認

千葉県は海外から入国した20代から40代の男女4人が新型コロナの変異ウイルスオミクロン株に感染していたことが確認されたと発表しました。

オミクロン株への感染が確認されたのは、12月、成田空港に到着した20代から30代の男性3人と40代の女性の合わせて4人です。

このうち30代の男性は12月25日にサウジアラビアから入国し、同じ飛行機の中にオミクロン株に感染した疑いがある人がいたことから濃厚接触者とされました。

その後、自宅に戻ったあと発熱し、PCR検査で陽性と確認され、ゲノム解析を行った結果、31日、オミクロン株に感染したことが確認されたということです。

このほかの男女3人は、12月24日にカザフスタンから入国し、帰国者用のホテルに滞在中、同じ飛行機の中にオミクロン株に感染した疑いがある人がいたことから濃厚接触者として健康観察が行われていました。

その後、陽性が確認され、ゲノム解析を行った結果、31日、オミクロン株と確認されたということです。

4人はいずれも軽症で、現在は医療機関で入院しているということです。

これで千葉県内で確認されたオミクロン株の感染者は9人となりました。