イスラエル 4回目のワクチン接種開始 高齢者施設入居者などへ

新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株の感染拡大に伴って感染者が再び増えている中東のイスラエルでは、高齢者施設の入居者などを対象に4回目のワクチン接種が始まりました。

イスラエルでは、減少傾向にあった新型コロナウイルスの感染者数が去年11月下旬以降、オミクロン株の感染拡大に伴って再び増加し、先月30日に報告された新規感染者数は2か月ぶりに5000人を超えるなどしていて、政府は店に入れる人数を制限するなど対策を強化しています。

こうした中、医師などで作る専門家委員会が、60歳以上の人たちなどへの4回目のワクチン接種を始めるべきだと提言し、病気や治療で免疫機能が低下している人などへの接種が30日から先行して始まっています。

さらに、イスラエル保健省は31日、高齢者施設などの入居者やスタッフを対象に4回目の接種を始めると発表しました。

保健省は声明で「施設での感染拡大のおそれや、入居者の健康や生命への危険性を考慮した」としています。
イスラエルでは、世界的に速いペースでワクチンの接種が進み、これまでに人口の半数近い424万人が3回目の接種を終え、60歳以上ではおよそ8割が接種を終えています。