埼玉県 オミクロン株 1人感染確認 米から帰国 県内2人目

埼玉県は29日、今月20日にアメリカから帰国した50代の男性が新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されたと発表しました。埼玉県内でのオミクロン株への感染確認は2人目で、県によりますと市中感染の可能性は極めて低いということです。

埼玉県によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは県内に住む50代の男性で、今月20日にアメリカから成田空港に帰国しました。

空港の検査では陰性で、宿泊施設で3日間待機したあと自宅に戻りましたが、その後、同じ飛行機に乗っていた人のオミクロン株への感染が確認されたため、県内の宿泊療養施設に入りました。

今月26日に発熱やけん怠感などの症状を訴えて県内の医療機関に入院し、検査の結果、29日、オミクロン株への感染が確認されたということです。

県によりますと男性の症状は軽く、市中感染の可能性は極めて低いということです。

また、男性は自宅に戻る際はレンタカーを利用し、自宅で1人で過ごしていたということで、県は今のところ濃厚接触者はいないとしています。

県内でオミクロン株への感染が確認されたのは2人目となります。