福岡県 オミクロン株1人感染確認「県内での市中感染ではない」

福岡県は新たに、県内に住む20代の女性1人が新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されたと発表しました。女性は関西で確認されたオミクロン株の感染者の濃厚接触者で、県は「県内での市中感染ではない」としています。

福岡県によりますと、オミクロン株への感染が新たに確認されたのは、県内に住む20代の女性1人です。

女性は海外への渡航歴はない一方、関西で確認されたオミクロン株の感染者の濃厚接触者で、県は「県内での市中感染ではないと考えている」としています。

女性はワクチンは接種しておらず、現在は医療機関に入院していますが、症状はないということです。

また、女性の濃厚接触者に認定された同居家族2人はこれまでの検査では陰性だということです。

福岡県内でオミクロン株への感染が確認された人は2人になりました。

県は、マスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけるとともに、感染拡大を防ぐため、無料の検査を薬局などでも受けられるよう順次拡大しています。