沖縄県 オミクロン株 新たに8人感染確認 1人は市中感染か

沖縄県は29日、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に新たに8人が感染していることが確認されたと発表しました。このうち1人は市中感染とみられるということです。

沖縄県によりますと、新型コロナのオミクロン株への感染が新たに確認されたのは、10代から50代までの男女8人です。

このうちアメリカ軍嘉手納基地とキャンプハンセンで働いているのがそれぞれ1人、アメリカ軍基地で働いていてオミクロン株への感染が確認された人の家族が5人、アメリカ軍基地との関連が確認されていない人が1人です。

アメリカ軍基地との関連が確認されていない1人は名護市の30代女性で、感染経路が分かっていないことから市中感染とみられるということです。

沖縄県によりますと、重症者はいないということで、県内で「オミクロン株」への感染が確認されたのは合わせて20人になりました。

また、新型コロナの感染者で「デルタ株」ではなかった人が新たに15人いたことが分かったということで、沖縄県は「オミクロン株」かどうか確認を進めています。