新型コロナの飲み薬「モルヌピラビル」インド政府も使用承認

インド政府は、日本でも先週承認された、新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」について、緊急時の使用を承認しました。

インドのマンダビヤ保健・家族福祉相は28日、新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」について、緊急時に使用できるよう承認したと、みずからのツイッターに投稿しました。

今後、国内の13社が製造する予定だということです。

「モルヌピラビル」は、アメリカの製薬大手メルクが開発したもので、臨床試験では重症化のリスクが高い大人に対して、発症から5日以内に投与を始めたところ、入院するリスクが30%低下したと発表されています。

アメリカではFDA=食品医薬品局が今月23日に「緊急使用の許可」を出したほか、日本でも24日、初めての飲み薬として正式に承認されました。

また、インドでは28日、国内の企業が製造する新型コロナウイルスの2種類のワクチンについても緊急時の使用が新たに承認されました。

インドでは、ことし4月以降の第2波で、1日の感染者が40万人を超えるなど爆発的な感染拡大がおき、国民の間では第3波への懸念が根強く残っています。

このため政府は、飲み薬やワクチンを含めて、医療体制の整備は進んでいるとして、国民に冷静な対応を呼びかけています。