初詣 分散参拝呼びかけ広がる “密を避けて”

オミクロン株の市中感染が各地で確認される中、各地の神社やお寺では正月三が日に人が集中しないよう、初詣の分散参拝を呼びかける動きがことしも広がっています。中には12月から、少し早い初詣を受け付けているというケースもあり「ご利益はいつ訪れても変わらないので、密を避けながら来てください」と話しています。

初詣、すでに始まり

このうち、例年200万人以上が初詣に訪れている大阪 住吉区の住吉大社では初詣の期間を12月1日から来年3月末までとしています。

1年前も、12月31日から2月2日までを初詣の期間としていましたが、さらに日程を拡大した形になります。

住吉大社は「12月から正月の準備を始める『事始め』ということばもあり余裕を持って神様を迎えてもよいと思います。参拝のご利益はいつ訪れても変わりないので、密を避けながら初詣にきてください」と話していました。

縁起物 正月以降も

また長野県の諏訪大社は、初詣の際に行っていた太鼓の奉納や餅つきなどの催しをことしもやめ、やはり分散参拝を呼びかけています。

また混雑を避けるため絵馬や破魔矢などの正月の縁起物は期限を設けずに入手できるようにする予定だということです。

諏訪大社は「正月三が日にこだわらず、混雑を避けておこしください」としています。

福岡県の太宰府天満宮も分散参拝を呼びかけているほか、やはり絵馬などの縁起物を来年3月末まで用意する予定で、露店の数も例年の3分の1程度にしたり、お守りやお札などの「授与所」を通常の2倍程度に増やしたりします。

太宰府天満宮は「安全に安心してお参りしてください」と話しています。

終夜参拝 対策とって実施

そして1年前、大みそかから元日にかけての終夜参拝を中止していた東京の明治神宮は、今回は終夜参拝を実施する方針ですが、分散参拝への協力を求めています。

感染対策として出店は出さないほか、境内で人が滞留しないような対策もとるということです。

明治神宮は「例年、年越しや、三が日の午前10時以降の時間帯は混み合います。ぜひ分散参拝の協力をお願いします」と話していました。

またオミクロン株による感染状況によっては、終夜参拝を中止する可能性があるということです。