大阪 初の「オミクロン株」クラスター 高齢者施設で新たに3人

大阪府は、府内の男女4人が「オミクロン株」に感染していることが新たに確認されたと発表しました。このうち3人は高齢者施設の利用者で、この施設ではこれまでに2人の感染が確認されていることから、府は、大阪で初めてオミクロン株によるクラスターが発生したとしています。

大阪府によりますと、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」への感染が新たに確認されたのは、府内に住む40代から80代の男女4人です。

このうち80代の女性と70代と60代の男性2人の合わせて3人は同じ高齢者施設の利用者で、この施設では介護職の女性2人のオミクロン株への感染がすでに確認されています。

このため、府は、大阪で初めてオミクロン株によるクラスターが発生したとしています。

大阪府はこの高齢者施設を休業にするとともに、関係者全員の検査を実施することにしています。

一方、別の1人は40代の女性で、これまでにオミクロン株への感染が確認された人の家族だということです。

4人はいずれも症状は軽く、入院して治療を受けているということです。

大阪府の調査でオミクロン株への感染が確認された人は、合わせて23人になりました。