東北地方で初「オミクロン株」感染確認 岩手 釜石の30代男性
今月、海外から帰国した岩手県釜石市の男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されました。
東北地方でオミクロン株の感染が確認されたのは初めてです。
岩手県によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは釜石市に住む30代の男性です。
今月23日に海外から帰国し、釜石市の自宅に戻っていましたが、同じ飛行機に乗っていた人がオミクロン株に感染している疑いが出て、濃厚接触者となりました。
その後、改めて検査した結果、新型コロナへの感染が確認されたとして27日に発表され、ゲノム解析の結果、28日午後、オミクロン株への感染が確認されたということです。
男性は現在、入院していますが重い症状ではないということです。
東北地方でオミクロン株への感染が確認されたのは、これが初めてです。
男性には同居している家族が4人いて、いずれも宿泊療養施設で健康観察を受けていますが、これまでのPCR検査の結果は陰性だということです。
また、自宅を訪ねていた人が3人いましたが、こちらもPCR検査は陰性だということです。