新型コロナの影響で生活困窮の人に食品など無料配付 埼玉 日高

埼玉県日高市で新型コロナの影響で生活に困っている人たちに寄付で集められた食品などが無料で配られました。

この取り組みは日高市の社会福祉協議会が行ったもので、会場には米や餅それにレトルトのカレーなどが入った150の紙袋が用意され、予約して訪れた人たちに、ボランティアの住民や地元の学生が手渡していました。

食品は市民や市の職員などから寄付されたもので、地元の農家からは白菜やにんじん、かぶといった新鮮な野菜も提供されました。

また、企業から生理用品も提供され、必要な人は持ち帰ることができるようにしていました。

小学生の息子と訪れた40代の女性は「冬休みに入り給食がなくなり、食事の準備が大変でしたので本当に助かります」と話していました。

日高市社会福祉協議会の吉田心弥さんは「冬休みになり子ども1人で過ごさないといけない家庭もあるかもしれないので、しっかりとごはんを食べて元気に過ごしてほしい」と話していました。

協議会では来年1月中旬と3月にも実施する予定で、食品などの寄付を受け付けているということです。