政府「デジタル田園都市国家構想」実現に 人材230万人確保へ

政府は「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けた施策の全体像をまとめ、医療や教育、防災などの分野でデジタル化を進めて、地域の活性化につなげるため、今後5年間でデジタル関連の技術を身につけた人材を230万人確保するとしています。

デジタル化を進めて地方と都市の格差を解消し、地方の活性化を目指す「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、政府は28日に総理大臣官邸で会合を開き、施策の全体像を取りまとめました。

それによりますと、高速・大容量の通信規格「5G」や海底ケーブルといったデジタル基盤を整備し、医療や教育、防災などの分野でデジタル化を進めて、山間部などの利便性を高めるとしています。

そのうえで、来年度から5年間で、デジタル関連の技術を身につけた人材を230万人確保するほか、デジタル技術をいかした地域作りに取り組む中核的な人材を国内100の地域に配置するとしています。

会合の最後に、岸田総理大臣は「今年度の補正予算と来年度、令和4年度の当初予算案を合わせ、総額5兆7000億円を投入し、地域の課題をデジタルで解決する。年明け以降、構想の実現に取り組む」と述べました。