来年の春闘 大和証券グループ 3%以上の賃上げへ

来年の春闘で賃上げの動きがどこまで広がるかが焦点となる中、証券大手、大和証券グループ本社の中田誠司社長は、来年度、国内で働く社員を対象に、ベースアップと一時金を合わせて3%以上の賃上げに踏み切る考えを示しました。

これは大和証券グループ本社の中田誠司社長が、NHKのインタビューで明らかにしました。

この中で中田社長は、来年の春闘について「マーケットも堅調で、業績も上がっている。コロナ禍でストレスのある生活を強いられ、ガソリンや食料品の値上がりで生活コストも上昇する中、賃上げをすることで、社員にはまた頑張って業績を上げてもらいたい」と述べました。

そのうえで、来年度、国内で働くグループの社員およそ1万3000人を対象に、基本給を引き上げるベースアップと一時金を合わせて3%以上の賃上げに踏み切る考えを示しました。

大和証券が賃上げに踏み切るのは4年ぶりで、新入社員の初任給についても1万円程度引き上げる方針だとしています。

来年の春闘に向けては、岸田総理大臣が「業績がコロナ前の水準を回復した企業は3%を超える賃上げを期待する」と述べ、経済界に協力を求めていて、今回、大和証券が示した3%以上の賃上げが、ほかの企業の動きにどのような影響を与えるか注目されます。