東北日本海側 新潟 関東北部 積雪増 交通影響など警戒を

数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で、東北の日本海側や新潟県、関東北部などで積雪が増えています。
昼前にかけて雪が強まる地域もある見込みで、大雪となっている地域では、交通への影響に警戒するとともに、着雪による停電や落雪、それに除雪作業中の事故にも十分注意をして下さい。

気象庁によりますと、日本の上空に数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で、東北の日本海側や新潟県、関東北部を中心に雪が降り続き、積雪が増えています。

午前6時の積雪は、
▽群馬県のみなかみ町藤原で1メートル50センチ、
▽福島県桧枝岐村で1メートル43センチ、
▽新潟県津南町で1メートル38センチ、
▽長野県野沢温泉村で97センチなどとなっています。

青森市では1メートル11センチとこの24時間で50センチ以上積雪が増えたほか、北海道の石狩市や夕張市周辺でも1時間に10センチ前後の強い雪が降っています。

強い寒気はしだいに抜け、大雪のピークは過ぎつつありますが、昼前にかけて雪が強まるところがある見込みです。

29日の朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、
▽東北で40センチ、
▽新潟県と長野県で20センチと予想されています。

交通への影響に警戒するとともに、路面の凍結によるスリップ事故や歩行中の転倒に引き続き警戒してください。

大みそかごろから日本海側中心に再び大雪や大しけのおそれ

今週末の大みそかごろから、再び冬型の気圧配置が強まり、北日本から西日本の日本海側を中心に再び、大雪や大しけのおそれもあります。

最新の気象情報を確認してください。

除雪作業中の事故にも十分注意を

各地で平年を大幅に上回る積雪となり、除雪作業をされる方も多いと思いますが、例年、雪に関する事故で亡くなるケースのほとんどが、除雪作業中です。

はしごの固定や命綱の着用といったポイントを確認し、作業は、家族や近所の人など2人以上で行うようにしてください。

金子農相“農業施設への被害などに警戒を”

数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で各地で積雪が増えていることについて、金子農林水産大臣は「農作物や農業用ハウスなどに被害が生じていることが見込まれ、現在、情報収集している」と述べました。

そのうえで、地域によっては今後も大雪の可能性があり、農業施設への被害などに警戒するよう呼びかけました。

また、食料品などの物流については「現時点では、飲食料品などの一部商品で、近畿や北陸を中心に卸売市場などへの到着が遅れたという報告を数件受けている。引き続き大雪などによる物流への影響の情報収集に努める」と述べました。