「テラスハウス」録画など フジテレビに提示命じる 東京地裁

フジテレビの番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんが、SNS上でひぼう中傷を受ける中、亡くなった問題で、東京地方裁判所はフジテレビに対し、放送済みの番組の録画や、制作のスケジュール表などを証拠として提示するよう命じました。

シェアハウスでの共同生活を記録するフジテレビの番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんは、去年5月、SNS上でひぼう中傷を受ける中、亡くなりました。

母親の木村響子さんは、番組を制作したフジテレビや制作会社に対して損害賠償を求める訴えを起こす予定で、提訴に先駆けて、番組の企画書や台本、未放送分を含む映像などを証拠として調べるよう、東京地方裁判所に申し立てました。

フジテレビは「未放送の映像は存在しない。放送済みの映像も、開示を認めれば表現行為を萎縮させるうえ、出演者たちは裁判で利用することに同意していない」などとして拒否していました。

響子さんの弁護士によりますと、これについて裁判所は今月24日、放送・公開済みの番組の録画と事前予告動画、収録や編集に関するスケジュール表、それに視聴者からの反響や視聴率などについて提示を命じる決定をしたということです。

一方、企画書や未放送の映像はフジテレビのもとにあることが確認できないなどとして、提示の義務はないと判断されました。