今月17日~23日に入国の59人 オミクロン株感染確認 厚労省

今月17日から23日にかけて日本に入国した59人が、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが新たに確認されました。

厚生労働省によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは、今月17日から23日にかけて成田空港と羽田空港、関西空港から入国した10歳未満から60代までの男女合わせて59人です。

アメリカやカナダ、タンザニア、ケニア、イギリスなどに滞在していたということです。

空港への到着時と検疫の宿泊施設で受けた新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た人のうち、オミクロン株への感染が確認されたのは合わせて247人となりました。

これまでに空港への到着時の検査で陽性反応が出た人のうち、およそ8割の人がオミクロン株に感染していたということで、厚生労働省は検査で陽性となった時点でオミクロン株に感染していると見なし、同じ飛行機に乗っていた濃厚接触者の特定を急ぐことにしています。