大阪クリニック放火事件 容疑者は脳に損傷 意識戻らない可能性

25人が死亡した大阪 北区のクリニック放火事件は、27日で発生から10日になります。
重篤な状態になっている容疑者は重度の一酸化炭素中毒で、脳に損傷がみられ、このまま意識が戻らない可能性があることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は事件のいきさつを捜査していますが、動機の解明が困難な状況になっています。

今月17日、大阪 北区のビルの4階にある心療内科のクリニックが放火された事件では、巻き込まれた25人が死亡、1人が重体になっています。

警察は、26人とは別に重篤な状態になっている谷本盛雄容疑者(61)を殺人と放火の疑いで捜査しています。

谷本容疑者は病院で治療を受けていますが、のどに重いやけどを負っているほか、重度の一酸化炭素中毒で意識が戻っておらず、本人から話を聴けない状態が続いていて、捜査関係者によりますと、脳に損傷がみられ、このまま意識が戻らない可能性があるということです。

警察は谷本容疑者が多くの人を巻き添えにみずからも死のうとして、数年前から通院していたクリニックを狙った疑いもあるとみて捜査していますが、はっきりとした動機の解明は困難な状況になっています。