大阪府 オミクロン株 新たに8人感染確認 3人は市中感染か

大阪府は、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に府内の男女8人が感染していることが確認されたと発表しました。府は、このうち3人は新たな市中感染の可能性があるとしています。

大阪府によりますと、新型コロナの「オミクロン株」への感染が新たに確認されたのは、府内に住む10代から50代の男女8人です。

8人の症状はのどの痛みや発熱などでいずれも軽く、入院して治療を受けているということです。

8人のうち3人は、海外への渡航歴がなく、オミクロン株への感染が確認された人との接点がないことから、府は市中感染の可能性があるとしています。

3人のうち、20代の男性2人は学生で、50代の女性1人は自営業だということで、府は3人の濃厚接触者、合わせて10人に加えて、3人と関わりのある人たちへの検査を幅広く行うことにしています。

また、このほかの4人は、感染者との接点があり、残る1人は渡航歴があるということです。

これまでに、大阪府の調査でオミクロン株への感染が確認された人は合わせて19人になりました。