神奈川県 新たに3人オミクロン株感染の疑い 帰国者やその家族
神奈川県は県内に住む男女3人が新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株に感染している疑いがあると発表しました。
県によりますと、オミクロン株の感染疑いがあるのは30代の女性と60代と20代の男性の合わせて3人です。
このうち、30代の女性は25日、県内で初めてオミクロン株の感染が確認されたと発表された30代の男性の家族です。
一緒にアメリカから帰国したあと、24日、検査で陽性となり、デルタ株ではなかったことから、県はオミクロン株の疑いがあるとしてゲノム解析を急いでいます。
また、60代の男性は今月21日に、20代の男性は22日に、いずれもトルコから帰国した際、同じ飛行機に乗っていた人の濃厚接触者として県内の宿泊施設や自宅で待機していましたが、25日までに検査で陽性となり、デルタ株ではなかったということです。
3人の症状はいずれも軽いということです。
県によりますと、3人は空港から移動する際、公共交通機関は使っておらず、今のところ、濃厚接触者は20代の男性の家族だけだということです。
これまでに県内でオミクロン株の感染が確認されたのは1人で、感染が疑われ、ゲノム解析が進められているのは、25日に発表された1人を含め4人となりました。