きょう全国高校駅伝 女子10時20分 男子12時30分 スタート

高校生ランナーが冬の京都でたすきをつなぐ「全国高校駅伝」は、新型コロナウイルスの影響でことしも沿道での応援自粛が呼びかけられるなか26日行われます。
レースは女子が午前10時20分、男子は午後0時半にスタートします。

男女とも47チーム出場

全国高校駅伝は京都市右京区の「たけびしスタジアム京都」をスタートとフィニッシュに行われ、男女ともに都道府県の予選を勝ち抜いた47チームが出場します。

マラソンと同じ距離を7人でつなぐ男子は、去年、3区で区間新記録を出した留学生のコスマス・ムワンギ選手など多くの優勝メンバーが残り連覇をねらう広島の世羅高校や、力のある選手がそろう宮城の仙台育英高校、それに中長距離の3つの種目で高校記録を塗り替えた佐藤圭汰選手を擁する地元京都の洛南高校などを中心にハイレベルな優勝争いが予想されています。

男子の半分の距離を5人でつなぐ女子は、高校トップクラスの実力のある米澤奈々香選手と杉森心音選手のダブルエースを前半にすえ、先行逃げ切りをねらう仙台育英が優勝争いの中心で、2年連続2位の鹿児島の神村学園や実績のある関西勢がどこまで追い上げるかが注目されます。

今大会は、スタートとフィニッシュになるスタジアムに保護者などが応援できる場所を設け、各学校が事前に申請した20人までの入場を認める一方、去年に続き沿道での応援の自粛を呼びかけるなどの感染対策がとられます。

レースは女子が午前10時20分、男子は午後0時半スタートで、NHKでは総合テレビとラジオ第1、それにパソコンやスマホで視聴できるNHKプラスで中継するほか、特設サイトでも速報をお伝えすることにしています。

男子 ハイレベルな優勝争い期待

72回目を迎える男子は、連覇をねらう広島の世羅高校と、おととし優勝した宮城の仙台育英高校を中心にハイレベルな優勝争いが期待されています。

世羅は、去年3区で区間新記録を出した留学生のコスマス・ムワンギ選手など多くの優勝メンバーが残っていて、豊富な経験が強みです。

仙台育英は、1万メートルで高校歴代3位の記録を持つ吉居駿恭選手など力のある選手がそろっています。

さらに去年、留学生を含まない日本選手だけの記録を更新して3位に入った地元京都の洛南高校はエースの佐藤圭汰選手がことし中長距離の3つの種目で日本高校記録を塗り替えていて初優勝なるか、注目されています。

女子 仙台育英 2年ぶり優勝なるか

33回目を迎える女子は、都道府県の予選で全国トップのタイムを出した去年3位の仙台育英が優勝争いの軸です。

仙台育英の米澤奈々香選手と杉森心音選手は今大会に出場する留学生を除いた日本選手の中で3000メートルのタイムが1位と2位です。米澤選手を1区、杉森選手を2区と“ダブルエース”を前半にすえ、先行逃げきりで2年ぶりの優勝を目指します。

ライバルとなるのが2年連続2位の成績を残している鹿児島の神村学園です。去年の大会を経験したメンバーは1人しか残っていませんが、鹿児島県の予選では、1年生の留学生、カリバ・カロライン選手が区間新記録をマークするなど新しい力が台頭しています。

さらに出場登録した選手の3000メートルの平均タイムが2番目に速い大阪薫英女学院、第1回大会から33年連続出場の地元京都の立命館宇治高校、それに兵庫の須磨学園などの関西勢が上位を争います。

都大路から東京オリンピックへ飛躍した選手たち

また、この夏の東京オリンピックでは、高校時代に都大路を走った選手たちも活躍しました。

男子では、マラソンで6位に入賞した大迫傑選手や3000メートル障害で7位に入賞した三浦龍司選手、女子では、10000メートルで7位に入賞した廣中璃梨佳選手や女子1500メートルで8位に入賞した田中希実選手が全国高校駅伝で記録や記憶に残る力強い走りを見せました。

みずからも全国高校駅伝で3年連続で区間トップの記録を出し、その後、北京オリンピックに出場した小林祐梨子さんは「将来の卵がたくさん集まるので、『この選手、将来楽しみだな』という選手をぜひ皆さんに見つけてほしい」と話しています。