オミクロン株 福岡県 県内で初 1人感染確認 「市中感染」か

福岡県は県内で初めて20代の男性が新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが確認されたと発表しました。男性に海外への渡航歴はなく、感染経路も不明だということで、いわゆる市中感染とみられるとしています。

これは福岡県の服部知事が記者会見を開いて発表しました。

それによりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは、県内に住む20代の男性です。

男性は、今月22日に発熱などの症状があり、詳しく調べたところ「オミクロン株」に感染していることが25日、分かったということです。

海外への渡航歴はなく感染経路も不明だということで、いわゆる市中感染とみられるとしています。

一方、男性は発症する4日前から2日前まで、オミクロン株の感染者が確認されている大阪や京都を訪れていたということで、関連があるかどうか調べています。

男性はワクチンは接種しておらず、現在、医療機関に入院していますが、改善しているということです。

一方、家族など濃厚接触者6人や接触があった3人はこれまでの検査では陰性だということで、県は引き続き経過を観察することにしています。

九州でオミクロン株の感染者が確認されたのは初めてです。

これを受けて福岡県は、26日から感染に不安を感じる県民に対し無料の検査を始めるとともに、県独自の「コロナ警報」を出すことも検討するということです。

服部知事は「直ちにオミクロン株が市中でまん延しているという状況ではないと考えている。県民には冷静に対応してもらいたい」と述べ、マスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけました。